バブリングとは
『バブリング』とは液体中に気体を送気することで気泡を発生させることです。
発生させる気泡の大きさにより、液体やプロセスに効果が生まれます。
『曝気』、『エアーレーション』、『ブクブク』とも呼ばれます。
用途
バブリングの目的としては主に「撹拌」「溶解」「加湿」の3種類があります。
ご使用の目的に合わせ、バブリングする気泡径の制御を行う必要があります。
・撹拌
バブリングすることで気泡による上昇気流は発生、液体が撹拌されます。
大きな気泡ほど上昇速度が増すため撹拌効率が向上しますが、気泡が破裂する衝撃も大きくなるので注意が必要です。
・溶解
気体をバブリングにより微小の気泡とすることで、気体が液体中に溶解しやすくなります。
・加湿
バブリングの気泡を微小化することにより気泡の破裂速度が上昇し、加湿効率が向上する
気泡径別
発生可能な気泡径別にバブリングノズルをラインナップしています。
目的別
バブリングの目的別にバブリングノズルをラインナップしています。
特徴
弊社の制作するバブリングノズルには焼結金属(多孔質金属)及び金属加工部品を使用しています。
ノズルを液体中に設置し、気体を流すだけで様々な気泡径が発生できる『バブリングノズル』を特徴としています。
使用環境
<使用可能な気体>
弊社で製作するバブリングノズルは金属部品で構成しているため、様々な気体の使用が可能です。
AIR (エアーレーション)
N2 (窒素バブリング)
Ar (アルゴンバブリング)
H2 (水素バブリング)
O2 (酸素バブリング)
CO2 (炭酸バブリング)
… ※ステンレスが耐性を持つ気体
<使用可能な液体>
弊社で製作するバブリングノズルは金属部品で構成しているため、様々な液体中での使用が可能です。
水道水
切削液
各種溶剤 ※ステンレスが耐性を持つ液体